【最新FCトレンド|小売業】CVSの9月・10月の動き
JFAが10月20日(金)16:00に発表した9月度のコンビニ統計調査月報では、同月は前線等の影響により気温の差が大きかったことが販売には好影響を及ぼし、麺類や中華まん等の温かい商品が好調でした。また、店内調理品等のカウンター商材も好調に推移したことにより、既存店売上高はほぼ前年並みの結果となっています。
ここ2か月の動きをみますと、大手3社の堅調・好調なニュースが続く中、スリーエフの希望退職のニュースがひと際異彩を放っています。数年来、業界再編が加速化されていく中で、ことスリーエフにおいても、買収・統合をはじめとする様々な話題が業界筋にのぼりました。まだ最終結論が出たわけではありませんが、結果としてスリーエフの生き残り戦略はこれでよかったのか、大いに考えさせられるところです。
セブン・ファミマ・ローソンの大手3社も生き残りをかけ、店舗数の拡大、吸収再編により多くの社員を抱え込んでいます。しかしながらスーパーバイザーや開発担当者など現場をつかさどるコア人材は不足し、一方では社員の高齢化が進行しています。
筆者がよく存じ上げる某大手コンビニ本部・マネージャー氏の「40歳以上の男性社員の活用は、女性活躍推進より深刻」との言葉に、現場の人手不足への対応と並んで、コンビニ本部要員の活性化も急務であることがひしひしと伝わってきます。
セブン‐イレブン
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- コピー機でギフト用包装紙作成サービスを開始(日経MJ:2017/09/06)
- ベトナム大学生インターン受入れを発表(日経:2017/09/08)
- 11年ぶりにレジを刷新、大画面で高齢客も見やすく(日経夕刊:2017/09/14:P1)
- 雑誌取り置きサービスを開始、約2300種に対応(日経MJ:2017/09/13:P15)
- 店員向け保育施設がスタート(日経MJ:2017/10/2:P19)
- 具材2倍のブリトーを発売(日経MJ:2017/10/4:P15)
- セブン&アイ、営業益最高 3〜8月、6%増 コンビニ好調(日経朝刊:2017/10/08)
- 世界初の量産型「電気トラック」を25台導入(日経:2017/10/20:P15)
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ファミリーマート
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- 日本出版販売と連携し「コンビニ書店」を立ち上げる(日経MJ:2017/09/04)
- ユニー・ファミマ、伊藤忠と組みフィンテック新会社設立(日経MJ:2017/09/04 )
- 店舗間で店員をシェアする仕組みを構築、FC店への拡大も(日経:2017/09/17:P1)
- RIZAPと提携メニューで「8キロ減」(日経MJ:2017/09/18:P15)
- 冷蔵総菜の販売強化(日経MJ:2017/09/27:P19)
- ユニー・ファミマHD、今期の連結純利益が2割増。ブランド一本化の効果(日経朝刊:2017/09/28:P15)
- 沖縄県でコンビニエンスストアの出店を拡大(日経MJ:2017/09/29:P19)
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ローソン
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- アリババ集団と組み、中国人向けに日本の観光施設のチケット販売を始める(日経朝刊:2017/09/05)
- ネットで顧客の声を集め、商品開発に生かす取り組みを始める(日経MJ:2017/09/06)
- 二酸化炭素排出枠をコーヒー付けて販売(日経MJ:2017/10/4:P15)
- ナチュラルローソンの商品を取り扱い拡大(日経MJ:2017/10/6:P15)
- 純利益5%増 3〜8月 店舗の閉鎖損失が減る(日経朝刊:2017/10/11)
- 「ホットミルク」を1杯130円で17日から発売(日経MJ:2017/10/16:P15)
- 店内販促物を半減へ。作業時間を短縮し人手不足に対応(日経MJ:2017/10/20:P15)
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その他・全般
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- ミニストップ、環境配慮型店舗で国の認証取得(日経MJ:2017/09/22:P15)
- コンビニ各社、酒類の安売り規制を機につまみ充実(日経MJ:2017/09/27:P11)
- コンビニ大手、「働くママ」の活用のため保育施設を整備(日経朝刊:2017/09/30:P7)
- コンビニ3社、レジリニューアル(日経MJ:2017/09/20:P15)
- スリーエフが老舗中華街「横浜大飯店」監修の弁当を発売(日経MJ:2017/10/6:P15)
- スリーエフ、希望退職173人(日経朝刊:2017/10/13)
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