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海外展開の6つのステップ

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2024年05月30日

海外進出は国内展開よりはるかに難易度が高いです。鉄則の項目で詳細な説明はしていますが、日本国内では考えづらい問題が次々と発生します。異国の地で本来やりたかったことが出来ずに無念の撤退を決断する、そんな結末は出来る限り避けたいものです。そのために以下の6つのステップを踏んで適切なビジネスモデルを構築することで、リスクを軽減した海外での事業拡大を成功させる必要があります。

 

海外展開の6つのステップ

以下は海外展開の最終意思決定前に抑えておきたいステップです。自社にとって本当に海外展開が必要なのか、入念かつ漏れの無いチェックをするために段階を踏んでステップアップすることが大切です。

 

①経営戦略の方向性と課題の確認

自社の課題は何か、SWOT分析などによる現状分析、解決策は海外進出で良いのか

 

②海外展開目的の明確化

海外展開の目的は何か、自社全体の経営戦略の中で海外店舗の位置づけは何か、重要度や優先順位は何か、短期・中期・長期の定量目標及び訂正目標

 

③海外事業計画案(ラフ案)の策定

経営資源(人材・資金・プロジェクトチーム)の策定、進出国と進出形態の策定、サプライチェーンの構築、サポーティングインダストリーの活用、展開する事業形態・業態の設計、上記全てを踏まえた事業計画(収支計画ラフ案)の立案

 

④国内での予備調査

政治経済社会情勢、外資政策・法規制・税制、マーケット情報、競合情報、原材料・部品調達、労働環境、金融環境、現地パートナー

 

⑤現地調査(現地F/S)

予備調査内容が実状と合致しているか、ビジネスモデル案に問題はないか、国内では調べられなかった重要事項は無いか、肌感覚で自社ビジネスがマッチするか、パートナー候補と面談し経営理念を共有できるか

 

⑥海外事業計画案(詳細)の作成、最終意思決定

現地調査後に事業計画案(詳細計画)を策定、楽観・普通・悲観の3パターンがあると経営判断しやすい、各種リスクの考慮、撤退基準の策定、最終意思決定

 

最終意思決定

本書内では上記の6ステップについて細かいチェック項目を設けています。これらの調査は正しい最終意思決定のための重要な指針となります。また国内での予備調査時に参考となる情報元も複数挙げています。

 

中途半端な調査では正確な意思決定は出来ません。開業後に“思いもよらない”問題が発生しても、実はその問題の大半は事前調査が不十分なだけかもしれません。日本の常識が通じない、国ごとに情勢は異なることを常に念頭に置いて、上記6ステップを中心に入念な事前準備を行いましょう。

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