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~サービスフランチャイズ事情 <2015.5月>

今回はサービス業及び関連産業とその動向をピックアップしました。少子高齢化が進行・加速する日本ではありますが、ビジネスチャンスは色々あります。シニア層への介護等のサービス、共働き世帯や数少ない子供への保育・教育等の更なる付加価値あるサービス、訪日外国人客向け観光・買い物などが代表的なものとして挙げられます。従来のサービスでは限界がある中で、いかに新たなニーズを先読みして付加価値の高いサービスを提供できるかが重要になってくるでしょう。

▲アシックス、デイサービス事業で首都圏進出も(日経MJ;2015/05/25:P9)
アシックスが機能訓練特化型デイサービス(Tryus)を年内に関西地区で5施設に拡大。成果が出ればなるべく早く首都圏に進出したい意向。同社ではスポーツで培った技術を活かせる新規ビジネスの分野の1つに介護事業分野をあげている。

▲全国のホテル稼働率上昇(日経夕刊;2015/05/27:P1)
円安や観光ビザの緩和を支えに海外からの観光客が増え、全国のホテルや旅館の稼働率が上昇をしている。定番の東京、京都に加え、その影響は地方へも及んでいる。

▲4月訪日外国人客は前年比43.3%増、8割はアジアから(日経MJ;2015/05/22:P11)
アジアからの観光客が訪日外国人数の伸びをけん引している。日本政府観光局がまとめた4月の訪日外国人客数は前年比43.3%増の176万人と、単月で初めて170万人を突破。過去最高を3か月連続で更新した。そのうち8割が中国をはじめとしたアジアからの訪日客。
買い物客や桜の開花に合わせた花見観光客などが訪日外国人数の伸びに寄与した。

▲Z会が栄光HDをTOBにて買収(日経;2015/05/20:P11)
通信教育「Z会」を手掛ける増進会出版社は19日、学習塾の「栄光ゼミナール」などを展開する栄光ホールディングスを買収すると発表した。買収額は約137億円になる見通し。少子化による教育市場の縮小をにらんだ通信教育大手と学習塾最大手の統合で、業界の合従連衡が加速する可能性がある。

▲保育+習い事、少子化をにらみ認可保育園が習い事に着目(日経夕刊;2015/05/13:P2)
認可保育園が習い事に力を入れている。ニチイ学館は直営保育園「ニチイキッズ」で子供向けに英会話を教える。保育事業を手がけるピジョンハーツは、上石神井保育園に通う園児を、提携するイトマンスイミングスクールに送迎している。幼児向け体育指導のジャクパは認可保育園に体育講師を派遣し、跳び箱やマット運動などを教えている。少子化は確実に進んでおり、認可保育園は各々特色を出そうと習い事に着目している。

▲市進HD、学習塾以外の教育強化(日経;2015/05/02:P13)
市進ホールディングスは学習塾以外の教育サービスを拡大させる。4月1日に千葉県流山市に主婦の就業支援機能を併せ持つ学童保育施設「7colors(ナナカラ)」を新設。新規参入した学童保育施設が好調なことから2016年4月に首都圏で2~3カ所増やす。また、外国人留学生向けの日本語学校の定員も2016年1月、300人から360人に引き上げることで、不振の学習塾に代わる教育サービスを強化する。


コラム著者のご紹介

誠実にフランチャイズビジネスをご指導するプロフェッショナル集団。 (社)東京都中小企業診断士協会フランチャイズ研究会に所属する中小企業診断士およびフランチャイズを専門とする弁護士・税理士・社会保険労務士などで構成されます。 フランチャイズ本部設立を計画中の法人の方々、フランチャイズ加盟を目指す法人・個人の方々に、懇切丁寧にコンサルティング&アドバイスを行います。